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安全スタッフ 9月15日号 2074号

特集

業種別「腰痛考」

全国労働衛生週間を来月に控え、今号では職業性疾病のなかでも最も多い腰痛を取り上げてみた。「体のカナメ」の意味を持つ腰だが、重量物の運搬、自動車の運転、パソコン操作などの事務といった多くの職種で腰痛がみられることから、業種ごとの特徴・対策を調査した。労働衛生週間を契機に、ぜひ「腰痛考」を学んで自社に合った対策を講じて欲しい。

ニュース

電動ファンマスク義務づけへ

厚生労働省の「建築物の解体等における石綿ばく露防止対策検討会」は8月19日、最終となる会合で報告書案をまとめ、石綿ばく露防止を進めるうえで取り組むべき対策の方向性を示した。「作業に応じて有効な物を選ぶこと」と規定されていた呼吸用保護具(マスク)について、選択基準を明確にするため作業を列挙して適切なもの使うように指示することとしている。特に危険な作業は電動ファン付きマスクなどに限定する考えだ。また、特別教育の時間の拡充や、断熱材掻き落としなどに隔離を義務づけるなど大幅な変更を行う予定で、年度内には規則の改正を行う考えだ。

ズームアップ

豪雨災害で緊急対応

集中豪雨によって増水した東京都発注の下水工事で、作業員5人が流され死亡する重大災害が8月5日に発生した。厚生労働省では、建災防など関係団体宛に、局地的な大雨による労働災害の防止を通達。降雨による下水道管内の危険性把握や緊急時の連絡体制の確認を事業場に徹底させるよう要請を行った。国土交通省でも台風シーズンを迎え大雨が頻発することを懸念し、発注機関への緊急点検を行うとともに同種の事故防止に向けた検討会を設置した。発注者である東京都は事故原因の究明を急ぐとともに全ての地下工事へ安全対策を指示している。

■ニュース(その他)

・派遣の災害3年で9倍 厚労省16年からの労災状況を集計
・生活習慣病への指導が7万人に 労働者健康福祉機構
・高齢者の災害防止へ安全診断事業を開始 厚労省
・交通事故減少へコンクール実施 全日本トラック協会
・共感できる組織づくりを 社会経済生産性本部 メンヘル大会開く
・厚生労働省人事異動

■道しるべ

疾病予防 リスク意識高めよう

■特別寄稿

「仕事の自由度」は関係なし!? ストレス評価モデルの問題点を指摘
/救急法&メンタルヘルス研究会 代表 浅見自生

■統計資料

平成20年における労働災害発生状況 平成20年8月速報値

■安全・衛生マン 喜怒哀楽

アットホームが災害防ぐ/大和ハウス工業(株) 安全管理部 部長 玉川恵

■あなたの職場のここがマンネリ! 第18回

安全行動を過信しすぎる監督者/災害予防研究所 所長 中村昌弘

■安衛法・はじめの1歩 第十八講

統括安全衛生責任者/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■メンタルヘルスカウンセリングルーム 第18回

評価低くうつに/日本産業カウンセラー協会

■建設業の労働災害事例 第113回

コンプレッサーの排気ガスで一酸化炭素中毒になる

■社労士が教える労災認定の境界線 第41回

丸鋸盤での作業後、残材を取る際に左指を負傷
/小野労務管理事務所 所長 小野幸夫

■こちらメタボ解決カンパニー その8

高脂血症とは/マベリック トランスナショナル

■実践!建設現場の安全衛生管理 第6回

マネジメントの概念2/安全衛生教育 講師 田村日出男

■安全十字クロス 第18回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 NO.65

オタフクソース事件 業務とうつ病自殺の因果関係/弁護士 外井浩志

■送検事例

検査証未交付のボイラー使用

■イチからカクニン 安衛法

OSHMSの実施体制 管理者・ルールを定める

■実務相談室

<労安> 業務繁忙者に配慮必要?
<労基> 年休1カ月は月給保障か
<健保> 傷手金の受給期間教えて
<厚年> 行方不明は死亡の扱いか
<派遣> 雇用申込みの対象者は?
<交通> 目安期間過ぎれば終了か
<安全> 野菜加工でけが防ぎたい