安全スタッフ 9月1日号 2097号
特集
自然災害の備えは万全か
地震、台風、水害など自然災害を防ぐ方法はないが、気象情報などをすばやくキャッチし、いかに被害を最小限に止め、火災などによる2次災害を発生させないためにも、企業防災の視点をしっかり持ちたい。社員の命を守るという労働災害防止との共通点もあることから、緊急時の対応などのノウハウを持つ安全衛生部門が防災組織の中核になることが望まれる。今号では自然災害に対して、企業が備えておかなければならないことを整理してみた。災害復旧時の労働災害なども当然、視野に入れておく必要がある。
鉄鋼現場サイゼンセン
競技会通じ「絆」深める
住友金属工業(株)島製鉄所では、2007年に、安全の原点回帰の方針を掲げた「安全再構築」をスタート。その一環として20年ぶりに再び始めたのが「クレーン玉掛け競技会」だ。ベテランは今一度基本に戻るとともに、ベテランから若手への技能伝承を図る。結果として、世代間のコミュニケーションも格段と向上した。予選を勝ち抜いた15チームによる本選が7月9日と13日に行われ、高い技能を披露した。
別冊付録
災害事例に学ぶ・中
建設業労働災害防止協会香川支部が県内で発生した労働災害を絵入りで解説し、発生原因、再発防止対策を示した。災害事例をリスクアセスメントのデータベースとして使えるとともに、作業別KYシートと組み合わせて現場教育に使いやすいKY訓練の教材となっている。今回は、高所作業、荷台での作業、解体作業、鉄骨作業での災害事例を紹介。
■ニュース
・不況が安全活動を直撃 建災防 安全経費取扱いに関する調査 専門工事業の半数で予算不足に
・主要港をパトロール 巡視団が安全指導 港湾災防
・MSDS交付対象拡大へ 厚労省 追加案に739物質 亜鉛、アセチレンなど選定
・造船業監督で違反率が8割 広島労働局
・化学物質管理で意見交換会開く 厚労省
・厚生労働省人事異動
■道しるべ
JR西日本 関心惹く事後の研究
■安衛法・はじめの一歩 第40講
労働者の健康障害を防止するための措置2
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹
■トピックス
地域一丸でパトロール 岡山地区安全指導者協議会
「外部の指摘」が現場に好評
■企業経営とメンタルヘルス 第17回
職場環境の理解4/本田技研工業(株) 本社人事部
安全衛生管理センター 臨床心理士 博士(医学) 小林由佳
■社労士が教える労災認定の境界線 第64回
新聞販売店で作業中、泥酔した顔見知りの男に刺され死亡
/市村社会保険労務士事務所 所長 市村秀夫
■建設業の労働災害事例 第128回
工場構内で、排気ガスを吸入し一酸化炭素中毒に
■安全衛生 基礎固め 第17回
VDT作業者の健康確保1
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室栄三
■マベリック式健康管理のススメ No.7
ボディートーク
/(株)マベリックトランスナショナル 研究開発担当マネージャー 原田純子
■実践!建設現場の安全衛生管理 第27回
日々の安全施工サイクル3
/安全衛生教育 講師 田村日出男
■安全十字クロス 第41回
■走れ!安全くん 第8話
安全のほかにもあった!職場の改善/画・松沢秀和
■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.88
三井三池炭鉱じん肺事件 複数の粉じん職歴と損害賠償責任
/弁護士 外井浩志
■送検事例
危険箇所で安全帯使用させず
■実務相談室
<労災> ボーナス支給金は出るか 休業補償給付を請求
<労基> 割増賃金の基礎へ導入か 季節限定で手当を支給
<健保> 海外で給付受けられる? 被保険者の家族が通院
<厚年> 定額部分ないが繰上げ? 段階的引上げで65歳に
<雇保> 再就職しても継続給付? 60歳到達時より賃金減額
<交通> 保険金は車両時価のみ!? 上回った修理費の請求拒否
<安全> 研磨作業で安全高めたい 使用方法の注意点教えて
■安全・衛生マンの労働法令ファイル
派遣労働者に係る安全衛生の確保


