安全スタッフ 8月15日号 2120号
特集1
リスクアセスと危険体感が結合
リスクアセスメントと危険体感教育といえば、現在最も注目されている手法といっていいが、これを単独で実施するのではなく、2つを結びつけて効果を上げている会社がある。「もの作りの基本は安全」として、課題というよりは事業所トップの志との理念を持つ古河電工千葉事業所の取組みを、当時事業所長だった古河電工産業電線(株)の隈部融常勤監査役に話を聞いた。
特集2
知っておきたい 労災上積み補償額
不幸にして従業員が就業中に災害に遭った場合、労災保険による給付だけでは、必ずしも十分ではない。そこで、企業は法定を上回る労災上積み補償を準備することで、万が一の事態に備えている。IMF-JC(金属労協)の調査によると、ここ数年大手製造業では死亡災害となった場合、3200万円が相場として定着しているようだ。
ニュース
携帯用丸のこの教育強化
厚生労働省は、建設業などで使用される「携帯用丸のこ盤」について、法令上の義務ではないが積極的な受講が望ましいとされている「特別教育に準ずる教育」として、新たに実施要領を定めて関係団体宛てに通達した。作業手順や災害事例、安全装置の作動状況など学科と実技合計で6科目4時間の教育を定めている。厚労省が集計したところ、携帯用丸のこ盤が原因で発生した死亡災害は過去10年間に21人。携帯用は事業場に設置するタイプと違い作業主任者を選任する必要もないことから、知識の不十分な作業員による誤使用が被災につながっているとみており、教育の徹底を呼びかけている。
■ニュース
・倉庫内は表示を明確に 荷役施設管理者へ対策要請 東京労働局
・ヒューマンエラー対策で小冊子作る 住団連・安衛研
・局長が造船工場安全パトロール 香川労働局
・インジウム管理で事業者と意見交換 厚労省
■道しるべ
夏バテ症状 エラー誘発への用心を
■ズームアップ
コンクリートポンプ車 ブーム旋回中の転倒に注意
「安全のしおり」を現場作業者へ
/(社)全国コンクリート圧送事業団体連合会
■トップ&キーマンいんたびゅう
「休業災害ゼロ」を追って実現させたい
/熊谷組安全衛生協力会 会長
〈笹島建設(株)代表取締役社長〉 笹島 義久
■事故災害に科せれる刑事罰 第16回
安衛法上の「危険」の意義
/高下謹壱法律事務所 弁護士 二宮 暁子
■社労士が教える労災認定の境界線 第87回
鉄工所の工員がタンクから降りる時、足を滑らせ顔面を強打
/中小企業福祉事業団幹事 社会保険労務士法人あすら 代表 栗原 恵子
■建設業の労働災害事例 第146回
高圧活線のバイパス工事で開閉器設置中、感電する
■ドキュメント!メタボ指導―腹山課長の半年間― 第6回
体重が減らない!の巻
/(株)マベリックトランスナショナル 管理栄養士 小澤 絵美
■深く知れば知るほど…型別災害 第16回
破裂 圧力容器の基礎知識を
/古澤社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 所長 古澤 和哉
■ヤッテマスカ通信 No.16
安全帯の点検をみんなの眼でヤッテマスカ?
■安全・衛生マン喜怒哀楽
「当たり前のこと」を地道に
/(株)イカイ 代表取締役社長 伊海 剛志
■安全基本問題150選 第4回
Q76からQ100まで
■安衛法・はじめの1歩 第63講
機械・設備に関する規制の概要と特定機械等の製造の許可2
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹
■アンゼン・わーど 第16回
/出題:正木ノリオ
■走れ!安全くん 第19話
誤ってません?安全帯の知識/画・松沢秀和
■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.111
NTT東日本北海道支店事件(上) 札幌地裁平成17年3月9日判決
損害賠償と素因減額、過失相殺の主張/弁護士 外井浩志
■送検事例
ドラグ・ショベルを用途外使用
千葉・船橋労働基準監督署
■実務相談室
<労災> 船員保険の給付どうなる 今年から労災へ統合に
<労基> 計画年休を取り止めに!? 業務の都合でやむを得ず
<健保> 保険料免除はいつから? 出産日前に育休スタート
<厚年> 65歳到達で在職老齢は? 計算方法変わるというが
<派遣> 1カ月派遣受け入れたい 日雇い禁止と関係あるか
<交通> 人身傷害補償保険は損か 過失大きい被害者が選択
<安全> 職長に不可欠な役割は? 災害防止のキーマンとして
■イチからカクニン安衛法
屋外の作業環境測定 個人サンプラーで試料採取


