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安全スタッフ 8月15日号 2096号

特集Ⅰ

会社の至宝 守れ中高年

「仕事の正確さ」「勤勉さ」などのメリットを持つ中高年労働者は、会社にとって「宝」といっても過言ではない。国も65歳雇用を方針に掲げるほど中高年労働者の活躍の場は広がっていくものとみられる。その一方で、中高年に表れる身体機能の低下が労働災害を引き起こすひとつの要因になっていることが報告されている。本誌では、中高年労働者の身体機能を把握したうえで、災害から無縁な職場のあり方を追求してみた。熟練者のミスを防ぐことができれば、若年者労働者への「安全のお手本」となる相乗効果も期待できそうだ。

特集Ⅱ

労災上積み補償の最新相場

死亡災害が起きるとは考えたくはないが、万が一のときのために、備えておきたいのが「労災上積み補償」だ。ここ数年大手企業の死亡災害での平均補償額は3,200万円程度で推移し、鉄鋼、造船などでは3,400万円と手厚くなっている。IMF-JC(金属労協)の調査を参考に、最新の相場をみる。

ニュース

工具ごとに使用時間算出

厚生労働省は7月10日、振動障害予防対策指針を改正し、都道府県労働局長宛に通達した。1日の作業時間を、工具の振動加速度値に応じて分単位で計算する方法を示している。チェーンソーや建設現場で使用される工具を使った業務が対象となっており、振動が強い工具の場合には、1日1時間未満などに抑制されるケースも出てくることになる。指針改正に合わせ、工具の製造者団体などに振動値を測定・表示するよう協力を要請したほか、今後は業種ごとに振動障害予防対策のための指導を行う専門家を都道府県ごとに配置し、総合対策を推進していくとしている。

■ニュース(その他)

・たばこ対策を事業者責任に 厚労省 受動喫煙防止で検討会 安衛法令での規制も視野
・低層建築工事の災害状況を調査 住宅生産団体連合会
・設備工事初のコスモスを認定 建設労働災害防止協会
・厚生労働省人事異動

■道しるべ

建設3C 創造の魅力強調を

■統計資料

平成21年における労働災害発生状況 平成21年6月速報値

■安衛法・はじめの一歩 第39講

労働者の健康障害を防止するための措置1
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■労働基準監督官の目

安全担当は利益を上げる
/香川・高松労働基準監督署 第一方面主任監督官 滝孝治

■企業経営とメンタルヘルス 第16回

職場環境の理解3/本田技研工業(株) 本社人事部
安全衛生管理センター 臨床心理士 博士(医学) 小林由佳

■社労士が教える労災認定の境界線 第63回

バレーボールのコートを整備中、鉄製ポールが倒れて被災
/田林労務管理事務所 RSTトレーナー和歌山支部準備室長 所長 田林茂和

■トピックス

ガス管損傷での着火・爆発に注意 “誤った思い込み”が原因に 日本ガス協会 事故防止のポイント示す

■安全衛生 基礎固め 第16回

快適な環境づくり
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室栄三

■トピックス

関係会社の連携を調査 「生産事業所安全会議」で情報交換 味の素

■マベリック式健康管理のススメ No.6

体の声を聴く
/(株)マベリックトランスナショナル 研究開発担当マネージャー 原田純子

■安全十字クロス 第40回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.87

川崎水道局事件(下) いじめと統合失調症の因果関係
/弁護士 外井浩志

■送検事例

フォークリフトを無資格運転

■実務相談室

<労災> 元請けの講ずる借地は? 関係会社と共同建設工事
<労基> 有給与えて割増率低下!? 残業月60時間超で5割増
<健保> 入社後すぐ傷手金出るか  「手帳」取得後に病気休業
<厚年> 配偶者の振替加算額は? 加給年金と比べ減った
<均等> 妊娠者の交代要求した 派遣先は均等法違反か
<交通> 二重に賠償金得られるか 示談先のほか加害者へ請求
<安全> 中小で事故多い理由は? 減少へ改善対策教えて

■イチからカクニン安衛法

特定機械等の検査証 有効期間過ぎれば更新必要