安全スタッフ 8月1日号 2119号
特集
運転者が主役 安全衛生会議
死亡災害の型別のなかでも、交通事故(道路)は墜落・転落に次いで多い。あらゆる業種で自動車を使うことから、交通労働災害防止は安全衛生のテーマのひとつにしたい。本誌では交通労働災害と背中合わせともいえる運輸業界からヒントを探った。(株)石原運輸(千葉・柏市)では、安全衛生意識をドライバーに持ってもらうため、月1回の「安全衛生会議」には必ず出席するよう徹底させている。この会議に出席することによって安全衛生面の意識向上はもちろん、普段はトラックの車内という1人だけの閉鎖的な空間から仲間との会話の場に移動することで、コミュニケーションにも大きく役立っているようだ。
ニュース
有害情報伝達を努力義務に
厚生労働省は、化学物質を譲渡提供する際の危険有害情報の伝達について、労働安全衛生法上に事業者の努力義務とする方針を固めた。厚労省の「職場における化学物質管理の今後のあり方に関する検討会」がまとめた報告書を受けたもの。現在100物質にラベル表示、640物質にMSDS交付が義務となっているが、新たにGHS分類で危険有害とされるすべての化学物質を対象として、譲渡提供時に情報を伝達する取組みを定着させる必要があるとしている。また、危険有害物質への不十分な認識から労働者が被災する例がみられることから、小分け容器へのラベル表示なども進める考えだ。
別冊付録
分かりやすい「ヒューマンエラー」
小規模事業場向けにヒューマンエラーを分かりやすく解説。「人間の特性」「ヒューマンエラーの誘発要因」「ヒューマンエラーの防止」の3部構成で、イラストや図表をふんだんに使っている。
■ニュース
・石綿の労災請求が5年連続1000件超 厚労省
・「待機室」設置で暑さ対策 熱中症シンポで好事例紹介 中災防
・つり足場設置作業に注意! 建設業で墜落災害が急増 「安全帯の使用徹底」求める 厚労省
・安全管理の見本に 「安全の日」で決意 東京大学
・元請・下請合同で現場のパトを要請 東京労働局
・業務上の疾病発生 昨年は7491件 厚労省
・安全文化定着へ安衛大会を開催 東京労働局
・アスベスト測定でマニュアルを改定 環境省
■道しるべ
ゲリラ豪雨禍 「まさか」ではすまない
■統計資料
平成22年における労働災害発生状況
平成22年6月速報値
■工事発注者の安全日誌
今日から7つの行動を
/東北地方整備局企画部技術管理課 課長補佐 尾﨑 幸男
■事故災害に科せられる刑事罰 第15回
「特定元方事業者」に当たるか
/高下謹壱法律事務所 弁護士 二宮 暁子
■社労士が教える労災認定の境界線 第86回
百貨店の女性社員が終業時間後にカーペットにつまずき転倒
/若松人事労務事務所 所長 若松 徹也
■建設業の労働災害事例 第145回
バックホウでつり上げたブロックが落下し下敷きに
■ドキュメント!メタボ指導―腹山課長の半年間― 第5回
腹山課長、がんばりすぎるの巻
/(株)マベリックトランスナショナル 管理栄養士 小澤 絵美
■安全基本問題150選 第3回
Q51からQ75まで
■深く知れば知るほど…型別災害 第15回
爆発 件数少ないがうっかりすると…
/古澤社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 所長 古澤 和哉
■トピックス
仮設安全監理者を52人に 「生き残り」へ足場点検強化
/(株)カシワバラ・コーポレーション
■ヤッテマスカ通信 No.15
作業中止基準を守ッテマスカ?
■安衛法・はじめの1歩 第62講
機械・設備に関する規制の概要と特定機械等の製造の許可1
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹
■アンゼン・わーど 第15回
/出題:正木ノリオ
■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.110
日刊新聞社制作局次長自殺事件 大阪地裁平成16年8月30日判決
自殺者遺族からの慰謝料請求/弁護士 外井浩志
■送検事例
丸のこ盤に安全装置設置せず
東京・立川労働基準監督署
■実務相談室
<労安> 丸のこの使用基準教えて 「ガイドライン」に規定
<労基> 予告手当の受領を拒否!? 解決策は供託のみか
<健保> 休職月含めて定時決定か 介護休業に手当支給
<厚年> 中高齢加算はどうなる? 遺族の女性が65歳到達
<雇保> 紹介ないが再就職手当? 給付制限中に自力で内定
<交通> シンナーが事故の原因か 塗装工場で常時配置
<安全> リスクアセス普及せず? 導入企業限られると聞く
■安全・衛生マンの労働法令ファイル
船員に係る健康管理手帳制度


