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安全スタッフ 7月15日号 2070号

特集

「事故の見える化」を実体験で理解!

安全教育について前号のTABMEC㈱の「安全体感道場」に続き、今号では鉄建㈱の建設技術総合センターの研修施設と模擬訓練をレポートする。複線で軌道全長150mにも及ぶ施設は「ホームエリア」「踏切・線路覆工エリア」など6つのエリアに分かれ、それぞれについての安全確保を習得してもらう内容となっている。電車以外は全て本物とリアルさを追求した予防安全型の研修・教育で、同社のコンセプトでもある「事故の見える化」を実体験を通して理解・習得してもらうもの。座学による教育の限界を感じている企業では参考になるところが少なくない。

ニュース

振動工具の作業抑制へ

厚生労働省は「振動障害の防止に係る作業管理のあり方」検討会での議論をまとめ、報告書案を作成した。これまで1日の使用時間を2時間以内としていたチェンソーなど振動工具の取扱いについて、工具の振動ばく露量を考慮したうえで1日の作業時間を抑制するべきとしている。今後、メーカーに対して振動工具への振動加速度表示を促すとともに、現場作業者が1日の作業時間を把握できるような形に指針を見直していく考えだ。建設業で使われることの多い「チェンソー以外の振動工具」については、作業の実態を調査し、対策を講じるべき工具の見直しを検討していくとしている。

トピックス

クイズ形式で「基本」学ぶ

クイズで安全衛生の基本を学ぼう――。北海道建設業協会の労務研究会は、CD-ROM版「労働安全衛生教育問題集」を作成した。坂野建設(株)(北海道釧路市)総務部の内海政美業務部長が執筆した「クイズで学ぶ!建設現場安全訓練編」と「クイズで学ぶ!職長・安全衛生責任者編」をベースにしたもの。設問は「新規入場者教育」「墜落・転落災害」「作業中の監督・指示の方法」など24分野、全280問に上る。○×問題、穴埋め問題などの形式で、興味を持って取り組むことができると評判だ。職長教育や国土交通省の求める半日教育に打って付けのテキストといえる。

■ニュース(その他)

・安全衛生の模範に優良事業場を表彰 厚労省
・危ない!「つり荷旋回」 建災防香川 危険再認識教育
・メタボ指導も医療控除対象 厚労省 健診機関へ通達
・CO中毒死亡で元・下請け送検 北九州西労基署
・登録相談機関へ体制整備を図る 日本産業カウンセラー協会
・「機能性」の高いシステムと認定 建災防・COHSMS
・平成20年度 安全衛生厚生労働大臣表彰

■道しるべ

人命尊重 精神の風化防止を

■安全・衛生ウーマン 喜怒哀楽

安全の仕事はエンドレス
/JFEエンジニアリング(株) 安全衛生管理部 工事室 岡部桂子

■あなたの職場のここがマンネリ! 第14回

安全ポイントが抜けた作業指示/災害予防研究所 所長 中村昌弘

■安衛法・はじめの1歩 第十四講

作業主任者(その1の1)/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■労働基準監督官の目

繰り返さないプレス災害/新潟・三条労働基準監督署 署長 細島正志

■メンタルヘルスカウンセリングルーム 第14回

上司への対応/日本産業カウンセラー協会

■建設業の労働災害事例 第109回

鉄板が倒れ、車道に避難したとき車にはねられる

■社労士が教える労災認定の境界線 第37回

豚舎屋根とタンク間にあった足場板から転落/柳澤労務事務所 柳澤美津代

■こちらメタボ解決カンパニー その4

禁煙への第一歩/マベリック トランスナショナル

■実践!建設現場の安全衛生管理 第2回

関係する法律1/安全衛生教育 講師 田村日出男

■安全十字クロス 第14回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.62

やちや酒造株式会社事件 蔵人の脳梗塞に対する損害賠償
/弁護士 外井浩志

■送検事例

「不名誉」と労災報告せず

■イチからカクニン 安衛法

リスクアセスメント 機械や作業行動もチェック

■実務相談室

<労安> 作業計画の規定を教えて
<労基> 休憩の残りは手当支給に
<健保> 特定保険料で負担増加?
<厚年> 70歳到達後はどうなる?
<派遣> 製造派遣で責任者必要か
<交通> 搭乗者傷害保険金出るか
<衛生> 温熱測定方法が知りたい