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安全スタッフ 7月15日号 2094号

特集

はさまれ巻き込まれ業種別事例をみる!

「物にはさまれる状態および巻き込まれる状態でつぶされ、ねじられる等をいう。プレスの金型、鍛造機のハンマ等による挫滅創等はここに分類する。ひかれる場合を含む。交通事故は除く」――。これは、はさまれ巻き込まれの定義で、機械によることから製造業を中心に対策を考えがちだが、建設業や陸上貨物運送事業などでも発生しているのが現実だ。本誌では、はさまれ巻き込まれ災害について、製造業をメーンとしつつも他の業種にもスポットを当て、防止策を探ってみた。今一度、自社の対策を再点検してほしい。

ニュース

免許区分の抜本的見直しへ

厚生労働省は、衛生管理者や労働安全衛生コンサルタントなど労働安全衛生法関係の試験制度を見直すための検討を始めた。技術の進展などを踏まえ、免許区分や受験資格などについて、適正で合理的な試験制度のあり方を議論していく考えだ。また、試験会場までの交通事情が悪く受験に不便なことや、試験センターの老朽化なども問題視していることから、利便性の向上を図るために試験実施地域の見直しや民間機関の活用も検討案に挙げた。試験制度が整備されて以降、制度全体について見直すのは初めてとなる。

トップ・インタビュー

安衛則改正・安衛部長通達は「英断」

「今回の労働安全衛生規則の改正は、行政の英断と受け止めている」――全国仮設安全事業協同組合(略称、アクセス)の小野辰雄理事長はそう語って、墜落災害減少への期待を高めている。また、過去10年間での同災害の死傷者が8万6000人、死亡者は2400人にも上るという実態をあげ、この現実を直視して、取り除いていかなければ建設現場の安全に将来はないとも言い切った。規則改正に伴い同組合では、法令順守徹底のため活動の強化を図ることとし、ホームページ上での仮設安全監理者の情報公開や点検済みの証しとなる「掲示板」の普及などに取り組むという。

■ニュース(その他)

・安全水準高い事業場を表彰 厚労省
・作業指揮者が目撃確認を 厚労省 クレーン落下で再発自己防止防止要請
・低層住宅の災防へ 「行動計画」を策定  住宅生産団体連合会 労働安全衛生総合研究所
・安全な職場へ総合展を開催 中央労働災害防止協会
・3人死亡の酸欠緊急対策を求める 大分労働局
・統括管理徹底へ 所長の署名揚示 東京・渋谷労働基準監督署
・熱中症の予防へ 健康状態把握を 厚労省

■道しるべ

暴走事故 改めて「車は凶器」

■ズームアップ

建設重機災害防止を呼びかけ  東京・中央労働基準監督署

■安全・衛生マン 喜怒哀楽

懐刀の安衛法と説明で
/豊和工業(株) 人事部 係長 伊藤 俊司

■安衛法・はじめの1歩 第三十七講

作業場所から生ずる危険を防止するための措置1
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■企業経営とメンタルヘルス 第14回

職場環境の理解1/本田技研工業(株) 本社人事部
安全衛生管理センター 臨床心理士 博士(医学) 小林由佳

■社労士が教える労災認定の境界線 第61回

飲食店女性従業員が落ちた伝票を拾おうとしてギックリ腰に
/中小企業福祉事業団幹事 郷労働法務事務所 所長 郷正志

■建設業の労働災害事例 第126回

2階建住宅の外壁塗装中、1階屋根の端から転落

■安全衛生 基礎固め 第14回

ロックアウト/タグアウト1
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室栄三

■マベリック式健康管理のススメ No.4

まずは「笑顔でひと声」/マベリック トランスナショナル

■実践!建設現場の安全衛生管理 第25回

日々の安全施工サイクル1/安全衛生教育 講師 田村日出男

■安全十字クロス 第38回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.85

山形刑務所事件 受刑者の被災に対する注意義務
/弁護士 外井浩志

■送検事例

精神的負担が重なり報告せず

■実務相談室

<労災> 混在作業の安全対策は? 車両系建設機械を用いる
<労基> 繰上げ繰り下げ制教えて  フレックスと異なる点は?
<健保> 入院で生活療養費払う?  食事代の負担は分かるが
<厚年> 追納しないと年金減るか  学生時代の保険料免除
<労契> 法が求める契約期間は?  長さに最低基準あるか
<交通> "辣腕"交渉者に頼みたい  賠償額の提示低すぎる
<安全> 騒音解消に耳栓役立つか  着用指示あるが効果疑問

■イチからカクニン安衛法

特定機械等の検査2 落成時等に労基署長が実施