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安全スタッフ 7月1日号  2093号

特集

儲からなきゃ5Sじゃない

整理・整頓・清潔・清掃・躾の5Sに取り組む企業は少なくない。安全衛生の分野でも5Sは基本だが、長年取り組んでいると「何のために整理しているのか」理由も分からず、ただ何となく行っている作業者もいるのではないだろうか。そこで、今号では「儲かる5S」という斬新な切り口で講演活動を全国展開している(株)テクノ経営総合研究所の稲葉さんに5Sについて執筆してもらった。安全な職場づくりを行ううえで、結果的に生産性アップにもつながることを作業者が自覚すれば、5Sに取り組む新たな動機づけにもなる。

ニュース

うつ病認定が最多の269件

厚生労働省は6月8日、平成20年度における脳・心臓疾患と精神障害等に係る労災補償状況を発表した。うつ病などの精神障害では、請求件数は減少したものの支給決定件数が269件となり、過去最多を更新した。職種別にみると、専門・技術的職業従事者や生産労務作業者などでの認定が多く、また、サービス業従事者の認定増加も目立っている。一方、脳・心臓疾患の支給決定は前年から15件減少し377件になった。運輸業をはじめとして卸・小売業、製造業、建設業などで多数認定されていて、「支給件数は依然として高水準で推移している」としている。

鉄鋼現場サイゼンセン

新人・若手をレベルアップ

災害の6割を占める新人・若手のレベルアップを――。新日本製鐵(株)八幡製鐵所では、経験の浅い社員の災害を減らそうと、教育・指導を強化している。学生気質の残る新入社員には優先的に危険体感教育を実施し、労働災害の怖さを知ってもらう。また、管理・監督者層を中心に、指導者を養成。昔よくいた「安全に口やかましいオヤジ」を「安全の鬼」として復活させ、指導力向上を図る。新人・若手が先輩の真似をして災害に陥るケースが少なくないことから、ルール順守の徹底を指示している。

■ニュース(その他)

・約6割の中小企業が「メンヘル対策必要」 日本産業カウンセラー協会
・過労状態での運転目立つ 国交省 社会的影響与えた交通災害を分析
・墜落・熱中症予防に万全を 大阪労働局が局長パトロール
・快適な職場へグループ討議 中央労働災害防止協会
・総合工事の度数率減少し1.89に 厚労省
・創立50周年で記念式典を開催 東京労働基準協会連合会

■道しるべ

夏場の自己管理 心身の異変に注意を

■統計資料

平成20年の建設業における死亡災害発生状況確定値

■労働基準監督官の目

仕方がない災害はない/大阪・羽曳野労働基準監督署 署長 田中英夫

■安衛法・はじめの1歩 第三十六講

作業方法から生ずる危険を防止するための措置4
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■企業経営とメンタルヘルス 第13回

自殺未遂後・既遂後の対応/本田技研工業(株) 本社人事部
安全衛生管理センター 臨床心理士 博士(医学) 小林由佳

■社労士が教える労災認定の境界線 第60回

営業社員が商談後、出張先のホテルで飲酒し転んで足を骨折
/中小企業福祉事業団幹事 郷労働法務事務所 所長 郷正志

■スポット

1700人参加の安全大会開く 東京・世田谷区の大規模工事現場
渋谷労基署長がパトロール

■安全衛生 基礎固め 第13回

リスクアセスメントの展開
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室栄三

■マベリック式健康管理のススメ No.3

チェック&エクササイズ/マベリック トランスナショナル

■実践!建設現場の安全衛生管理 第24回

新規入場者教育2/安全衛生教育 講師 田村日出男

■安全十字クロス 第37回

■走れ!安全君 第6話

全国安全週間での仕掛け/画・松沢秀和

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.84

大阪シルバー人材センター事件 人材センター会員の負傷と使用者責任
/弁護士 外井浩志

■送検事例

PC管の中で発電機を稼動

■実務相談室

<労災> 下請事業主は加入ムリ? 建設業なら元請けのみ
<労基> 重量物運搬の制限教えて 18歳未満しか規定ない
<健保> 退職予定者も定時決定? 年休消化し出社17日未満
<厚年> 報酬比例のみ在老適用か 低額部分丸まる上乗せ?
<雇保> 退職で必要な手続きは? 手当受給まで流れ教えて
<交通> 不法就労者への賠償は? 人身事故に伴う使用者責任
<安全> 「巻き込まれ」減らしたい 外部教育の効果薄い

■安全・衛生マンの労働法令ファイル

手すり先行工法ガイドライン