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安全スタッフ 6月15日号 2092号

特集

中小総合工事業者へモデル

リスクアセスメントの実施が努力義務となっているものの、依然として中小総合工事業者への導入は進んでいない。こうした状況から、CSP労働安全コンサルタントの大森俊彦さんは、リスクアセスメントのモデルを提示した。リスク低減対策が具体的に示されており参考になる。

ニュース

暑さ指数測定して低減策を

厚生労働省は熱中症予防のため、現在通達で示している対策を見直している。熱中症による労災死亡者が毎年20人前後で推移し、休業4日以上の業務上疾病者数が年間300人に上っていることなどを受けたもの。作業場所のWBGT値(暑さ指数)を測定し、作業内容状況に応じて低減策を講じたり作業方法を変更するなどの対策を行うよう努めることとしている。また、糖尿病や高血圧などが発症リスクを高めることから、労働者の健康状態を踏まえた措置を図ることが望ましいとした。5月に実施したパブリックコメントの内容を踏まえさらに検討を行い、今後対策として示す考えだ。

スポット

支援センターがオープン

(独)労働者健康福祉機構のメンタルヘルス対策支援センターが4月から開所している。事業場へ個別訪問を行うとともに、労働者本人、家族からの相談も受け付け、メンタルヘルス不調の予防から職場復帰支援まで総合支援を実施する。オープンして間もないが、すでに多数の相談が寄せられている。適切にアドバイスを行うのはもちろん、「飛び込み」で事業場を訪問し、待つだけではなく、打って出る姿勢で臨む。

■ニュース(その他)

・1268人で過去最少を記録 厚労省 平成20年死亡災害発生状況を確定
・基礎工事の監理強化へ 東京・中央労基署
・死亡災害急増で緊急対策を実施 兵庫労働局
・建設現場の半数に違反 福井労働局
・新たな安全管理へIT導入方法示す 厚労省
〔ニュース・クリップ〕
・3次産業本社へ災害防止求める 東京労働局
・仮設安全監理者センターを始動 仮設事業組合
・荷役災害撲滅へKYT冊子作成 全ト協
・新型インフルエンザ 欠勤者に備えフォロー体制を 渋谷労基協会が研修会開く

■道しるべ

夏場の自己管理 心身の異変に注意を

■統計資料

平成20年労働災害発生状況確定値

■安衛法・はじめの1歩 第三十五講

作業方法から生ずる危険を防止するための措置3
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■安全・衛生マン喜怒哀楽

6Sで企業改善を/山陽空調工業(株) 安全環境衛生推進室 室長 古川俊成

■企業経営とメンタルヘルス 第12回

自殺の実態と予防/本田技研工業(株) 本社人事部
安全衛生管理センター 臨床心理士 博士(医学) 小林由佳

■社労士が教える労災認定の境界線 第59回

車内でシートを倒し休憩していた営業社員が脳梗塞で入院
/中小企業福祉事業団幹事 倉島社会保険労務士事務所 所長 倉島 進

■安全衛生 基礎固め 第12回

企業に求められるCSR2
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室栄三

■マベリック式健康管理のススメ No.2

特定保健指導の最新事情/マベリック トランスナショナル

■実践!建設現場の安全衛生管理 第23回

新規入場者教育1/安全衛生教育 講師 田村日出男

■安全十字クロス 第36回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.83

三菱電機サービス事件(下) 自殺に対する予見可能性と注意義務
/弁護士 外井浩志

■送検事例

使用停止命令に従わず

■実務相談室

<労安> 産業ロボの導入対策は? 業務効率化を図る狙い
<労基> みなし制には協定必要か 事業場外の労働時間算定
<健保> 都道府県料率へ改定済? 協会けんぽ移行から半年
<厚年> 遺族へ年金支給されるか 勤務短いパートが急死
<派遣> 性別明記に問題はないか 派遣元からの通知事項
<交通> 苦情申立て機関を教えて 損保が治療費打切り
<安全> 転落事故の対策知りたい 単独作業時に多く発生

■イチからカクニン安衛法

特定機械等の検査(1) 製造時等に労働局長が実施