安全スタッフ 3月15日号 2110号
特集
協力会が育てますルール守れる人を
職場の安全衛生意識を高めるため、独自に○○活動とか△△防止運動を打ち立てたものの、いつの間にか立ち消えになってしまっていることはないだろうか。そんな状況とは無縁なのが、住友金属工業(株)交通産機品カンパニー製鋼所安全衛生協力会だ。同社でスタートした「ビューティフル作戦活動」を協力会としても活動の核として位置づけ、内部に推進委員会を設けるなど力の入れよう。同作戦活動自体、今年で17年目に入ったが、目的のひとつに掲げられている「ルールを守れる人」を協力会が育てながら、安全な作業の維持・向上を常に念頭に置いて活動している。「定着させる活動」のノウハウを学びたい。
ニュース
会員会社を入札加点対象に
建設業労働災害防止協会は、同協会への加入や主催する教育の受講などを工事発注の評価・優遇措置(インセンティブ)として扱うよう、都道府県など発注機関に働きかけることを来年度の活動方針に決定した。建設投資額は減少しているものの、死亡災害の減少率がそれを上回っており、業界団体の努力の成果が見られること、また、同協会の「専門工事業安全管理活動等促進事業」などが災害防止に大きく寄与していることを挙げ、今後支部を通じて発注者へ競争入札参加資格審査などでの加点を働きかけていく考えだ。
トップ&キーマンいんたびゅう
職場ニーズ掴んでの保健指導を
職場での受動喫煙防止を義務化する動きが進んでいる折、産業保健研究会(さんぽ会)が「組織的な禁煙推進力向上」をテーマに月例の勉強会を開いた。会のコーディネーターを務めたのは順天堂大学医学部准教授の福田洋さん。産業医、健診医、臨床医業務をこなしながら、さんぽ会事務局長として産業保健スタッフのネットワーキングに精力を傾けているドクターである。
■ニュース
・脳・心臓疾患が例示に 厚労省 労基則を一部改正へ 2種類の石綿障害も追加
・高齢者のノウハウ活用を 日本造船工業会 雇用推進セミナー開く
・受動喫煙防止は事業者の義務へ 厚労省
・7人死傷感電事故で経産省に報告書提出 九州電力
・カウンセリングにネガティブな意識 日本産業カウンセラー協会
・建設現場の6割超で安衛法違反見つかる 兵庫労働局
・リスク評価テーマに化学物質対策を学ぶ 日本産業衛生学会関東産業衛生技術部会
・クレーンの改造を無許可で行い送検 東京労働局
・メンヘル対策の低調が浮き彫り 徳島労働局
・教育技法などを伝授 建設労務安全研究会・教育委員会セミナー
■道しるべ
禁煙推進 〝楽〟と思わせる支援も
■事故災害に科せられる刑事罰 第6回
早めに弁護士へ相談を
/高下謹壱法律事務所 弁護士 植田 浩
■社労士が教える労災認定の境界線 第77回
設計技師として勤務していたが長時間労働でうつ病を発症
/中小企業福祉事業団幹事 水谷直樹事務所 所長 水谷 直樹
■建設業の労働災害事例 第139回
地盤が沈下し、クレーンが転倒する
■安全衛生基礎固め 最終回
企業トップの意識と責任
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室 栄三
■工事発注者の安全日誌
現場に適度な緊張感を
/北海道開発局 函館開発建設部 函館道路事務所 所長 米田 義弘
■マベリック式健康管理のススメ No.20
お酒の上手な付き合い方
/(株)マベリックトランスナショナル 管理栄養士 小澤 絵美
■深く知れば知るほど…型別災害 第6回
崩壊・倒壊 圧死、窒息と被害も甚大に
/古澤社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 所長 古澤 和哉
■ヤッテマスカ通信 No.6
「ヒヤリ・ハット」収集・展開をヤッテマスカ?
■安衛法・はじめの1歩 第53講
発注者や元方事業者などが講ずべき措置2
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹
■スポット
建設現場向けに最新ポスター集
■アンゼン・わーど 第6回
■走れ!安全くん 第14話
いよいよスタート安全行脚/画・松沢秀和
■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.101
筑豊じん肺訴訟(上告審) 事件 最高裁平成16年4月27日判決
石炭じん肺訴訟における責任追及/弁護士 外井浩志
■送検事例
定格荷重を超える荷を吊る
■実務相談室
<労安> 派遣社員の面接指導は? 始・終業把握する「先」か
<労基> 賃金台帳とは別に保存か 各日の労働時間データ
<健保> 高額療養費の手続きは? 窓口負担し後日請求か
<厚年> 遺族年金の支給順位は? 夫より子に優先権あるか
<派遣> 介護は派遣禁止の業務か 病院関係でも一部可能?
<交通> 体の痛みは事故が原因か 月日経過し証明可能?
<安全> 社長と意思疎通図りたい 現場作業者への接触方法
■イチからカクニン安衛法
特定自主検査 有資格者に実施させる


