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安全スタッフ 3月15日号 2062号

特集

建設業の偽装請負問題

偽装請負は製造業だけの問題ではない――。派遣大手グッドウィルの事件の発端は解禁していない港湾業務だった。同じように建設業(主に肉体労働)が今後、クローズアップされる可能性を否定するのは難しい。今号特集では、みなとみらい労働法務事務所の菊一功所長(元労働基準監督署長)に建設業で顕在化している偽装請負について、災害事例を基に安衛法、建設業法、派遣法などから3回にわたり徹底的に検証してもらう。企業を守るためにも法律実務を学んでおきたい。

ニュース

製造業の腰痛752件に

厚生労働省は、平成16年に職場で発生した休業4日以上の腰痛について調査分析した結果を都道府県労働基準局に2月6日に通達した。最近の業務の質的・量的変化による業務上の身体の負担増大が懸念されるため、事態把握を目的に行ったもの。労働者死傷病報告のうち、業種的に最も多かったのが「製造業」の752件で、「商業、金融・広告業」714件、「保健衛生業」697件の順となっている。今回注目されたのが保健衛生業のなかの社会福祉施設で407件発生しており、「介護腰痛」の実態が明らかとなった。今回調査では腰痛発生時の作業での取扱い対象を「人」「荷」「その他」に分類しているのが特徴だ。

トピックス

危険物施設災害の防止へ「手づくり研修」

地方自治体単位で組織されている危険物安全協会は、消防行政の事故災害防止施策に応える一方、多種多様な化学物質を取り扱う事業所相互の情報交換、安全管理研修、地域と共同での防災・消火訓練などを実施している。ここでは神奈川県の平塚市危険物安全協会の〝手づくり研修〟の取材を通して、協会活動の一端にふれてみた。

■ニュース(その他)

・タバコ問題に関心の高さ示す 石川快適職場推進センター 喫煙対策で大会
・11次防案は妥当と判断 厚労省 労働政策審議会安全衛生分科会で
・建築確認の円滑化で適正工期を要請 東京労働局
・重機違反が減少 再パトで効果が 宮崎・都城労基署

■道しるべ

基本心得 自覚促すベースに

■元現場所長が残したい後輩へのメッセージ 最終回

座学より毎朝の朝礼を/元・東亜建設工業(株)環境技術室長 林田吉矩

■日本造船工業会「安全ノウハウ集」

災害防止設備 (1)墜落・転落
 7.足場[その他]
 8.転落[フォークリフト]

■統計資料

平成19年における労働災害発生状況 平成20年2月速報値

■あなたの職場のここがマンネリ! 第6回

活性化しないヒヤリ・ハット活動/災害予防研究所 所長 中村昌弘

■安衛法・はじめの1歩 第六講

用語の意義 その3/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■メンタルヘルスカウンセリングルーム 第6回

過重労働で体調不良/日本産業カウンセラー協会

■建設業の労働災害事例 第103回

硬質ウレタン吹き付け作業中、酸欠死する

■社労士が教える労災認定の境界線 第29回

帰宅中に公園トイレで転倒死亡/
自主研究「安全衛生」グループ 社会保険労務士 佐藤登

■忙しく働く人のためのメタボ対策プログラム ステップ20

ジョギングにチャレンジ/マベリック トランスナショナル

■安全十字クロス 第6回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.54

植樹園事件 外国人労働者への賠償額算定/弁護士 外井浩志

■送検事例

有機溶剤作業主任者が未選任

■イチからカクニン 安衛法

危険有害物質の表示 譲渡時に標章等添付を

■実務相談室

<労安> 屋外でも作業環境測定!?
<労基> 退職予定でも年休付与か
<健保> 半日出勤し傷手金出る?
<厚年> 単身赴任でも加給つくか
<契約> 契約問題は新法で処理?
<交通> 商談失敗は事故のせい!?
<安全> なぜ「作業手順」必要か