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安全スタッフページ

安全スタッフ 3月1日号  2109号

特集

リスクテーキングの発想が必要に

作業者の不安全行動を考えるうえで、ヒューマンエラーは重要な位置を占める。ただ、「ヒューマンエラーを広義にとらえ、無知な人のエラーや安全を軽視した危険行動を含めている場合がある」と災害予防研究所の中村所長は指摘する。そこで、自分の意思であえて危険な行動を負うリスクテーキングという新たな発想を取り入れ、これを加えて不安全行動を仕分けることによって、適切な災害防止対策が図れそうだ。 

ニュース

欠陥エレベーターの報告を

工場などに設置されているエレベーターで構造上の欠陥を原因とした災害が目立っていることから、厚生労働省は問題のあるエレベーターについて情報共有を図るため国土交通省との連携を強化する。厚労省では「昇降路や搬器に壁または戸がない」などの危険を把握した際には事業場の名前などを国交省に提供すると都道府県労働局に通達しており、労働安全衛生法と建築基準法の両方から措置を講じていく方針だ。また、災害がメーカー側の欠陥によって発生した場合には、欠陥機械等通報制度の対象となるとして、欠陥機械の回収や補修を命じるとしている。

トピックス

脚立作業のリスク低減へ

脚立からの墜落が原因で重篤な災害となるケースが後を絶たない。死亡災害も発生しており、東京・渋谷労働基準監督署(田中和三署長)では、脚立作業でのリスク低減対策を示したリーフレットを作成した。優先度の高い順から1.高所作業をなくす、2.安定性のよい設備の使用、3.作業方法の明確化と安全教育の実施、4.万が一のための保護具使用――と4段階で実施すべき対策を示している。

■ニュース

・エレベーターの災害防止を要請 東京労働局
・廃棄惜しみ石綿製品使用 神奈川労働局 設備工事会社を書類送検 従業員に特殊健診受診を指導
・健診機関研修会で有所見調査を報告 東京都産業保健健康診断機関連絡協議会
・エックス線省略は十分な医師判断で 全国労働衛生団体連合会
・点検項目の実施でリスクだち目指す 徳島労働局
・湾岸地区の事業者へ労災防止講習会開く 品川労基署

■道しるべ

ホウ・レン・ソウ 嫌いな若者どうする?

■統計資料

平成21年における労働災害発生状況 平成22年1月速報値

■事故災害に科せられる刑事罰 第5回

適切に初期対応を
/高下謹壱法律事務所 弁護士 植田 浩

■社労士が教える労災認定の境界線 第76回

父親経営の金属加工会社で作業中、金型を落とし指を切断
/中小企業福祉事業団幹事 水谷直樹事務所 所長 水谷 直樹

■建設業の労働災害事例 第138回

ホテル解体作業中、5階搬出用床開口部より墜落

■安全衛生基礎固め 第29回

労基署への事故報告
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室栄三

■マベリック式健康管理のススメ No.19

捉え方次第で喜びに
/(株)マベリックトランスナショナル 研究開発担当マネージャー 原田純子

■深く知れば知るほど…型別災害 第5回

飛来・落下 起因物のスピードと重量で大事故に
/古澤社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 所長 古澤 和哉

■労働基準監督官の目

経営トップにプレゼンを
/宮城・古川労働基準監督署 署長 阿部 一夫

■ヤッテマスカ通信 No.5

クレーン機能付きドラグショベルの災害防止をヤッテマスカ?

■安衛法・はじめの1歩 第52講

発注者や元方事業者などが講ずべき措置1
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■アンゼン・わーど 第5回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.100

三協マテハン事件 名古屋高裁平成15年9月24日判決
態様が判然としない事故での損害賠償/弁護士 外井浩志

■送検事例

作業指揮者の選任を怠る

■実務相談室

<労災> 報告や届出控えを保存? 労災保険法の罰則あるか
<労基> 月60時間の起算日いつか 36協定と賃金で締め日違う
<健保> 被扶養者の窓口負担は? 70歳以降も3割のままか
<厚年> 障害年金を選択すべきか 60歳以降は「老齢」も可
<雇保> 基本手当の受給権なし!? 週20時間未満へ契約変更
<交通> 後遺障害等級が異なる? 労災保険と自賠責で差
<衛生> 粉じんの吸引を防ぎたい 有害性高いと聞く

■安全・衛生マンの労働法令ファイル

胸部エックス線検査の対象者の見直し