安全スタッフ 3月1日号 2061号
特集Ⅰ
社員教育指導で虎の巻
新入社員が入社する4月。期待と不安を胸に新社会人として企業の門をくぐる新入社員の多くは、安全に働こうという考えまでには及ばないだろう。そこで、新入社員教育が「若い命」を守るまず最初の入り口となる。この大事な教育について、多くの企業にアドバイスを行ってきた阿部社労士が独自に作成した「新入社員教育指導要項」をベースに、管理監督者が新入社員を教育する際のポイントを解説してもらった。教育場面での参考にしてもらいたい。
執筆:阿部社会保険労務士事務所 社会保険労務士・衛生工学衛生管理者 阿部孝昭
特集Ⅱ
荷役災害防止へ注意喚起
道路貨物運送事業での災害増加を受けて、関係機関での取組みが活発化している。東京では、八王子労働基準監督署が事業者へ災防要請をするとともに講習会を開き、災害発生原因や事業場での対処法を説明した。また、江戸川労基署では、過去2年間に実施した監督結果から小規模事業場増加による管理体制の低下を指摘している。一方で、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の秋田・福島県支部は荷役作業前の安全確認を行う「マイチェック表」を活用し、ドライバーへの注意喚起を促している。管理者の目が届かない客先で、作業者自身の安全意識高揚を狙う。
ニュース
ナノマテリアルに注意
厚生労働省は2月7日、「ナノマテリアル製造・取扱い作業現場における当面のばく露防止のための予防的対応」を都道府県労働局長とナノテクノロジービジネス推進協議会に通達した。ナノマテリアルについては、組成単位が小さくなることで、もとの状態と異なる性状を示すことがあり、一部の学術論文ではマウス実験で影響を示唆する報告とそうではない報告があるため今後、人体への影響の知見を進める過程で予防的視点から同通達を出したもの。当面のばく露防止の予防的対応としては、製造装置を密閉構造とするが、困難な場合は局所排気装置に加え、呼吸用保護具などの使用を求めている。
■ニュース(その他)
・死亡災害増で緊急要請 奈良労働局 局長が建設現場を視察
・ブーム破損であわや大惨事 北海道労働局 安全装置を故意に外した事故で
・防止措置怠った感電災害で送検 横浜南労基署
・林業の災害減へ合同パトロール 宮崎労働局
■道しるべ
CO中毒 怖さの再認識を!
■日本造船工業会「安全ノウハウ集」
災害防止設備 (1)墜落・転落
6.荷揚げロープ(親綱)
7.足場[その他]
■元現場所長が残したい後輩へのメッセージ 第15回
いつも話し合える環境づくりを/元・東亜建設工業(株)環境技術室長 林田吉矩
■あなたの職場のここがマンネリ! 第5回
作成しているだけの作業手順書/災害予防研究所 所長 中村昌弘
■安衛法・はじめの1歩 第五講
用語の意義 その2/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹
■ニッポン列島 1月の事件簿
■メンタルヘルスカウンセリングルーム 第5回
ストレスで心身症に/日本産業カウンセラー協会
■建設業の労働災害事例 第102回
シャッター修理のためハシゴ上で作業中、墜落する
■相談にみる化学物質被害の実態 第3回
一酸化炭素による中毒
/東京労災病院産業中毒センター センター長 圓藤陽子・医師 小川真規
■忙しく働く人のためのメタボ対策プログラム ステップ19
身近なものを利用して2/マベリック トランスナショナル
■安全十字クロス 第5回
■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.53
東洋精箔事件 酸欠での死亡に対する損害賠償/弁護士 外井浩志
■送検事例
違法使用のショベルが転落
■安全・衛生マンの労働法令ファイル
粉じん障害防止規則の一部改正
■実務相談室
<労災> 被災派遣社員分も徴収か
<労基> 年休も労働時間に含むか
<健保> 4カ月超なら資格変更?
<厚年> 定年直後は満額の半分?
<雇保> 資格取得届を忘れてた!
<交通> 賠償請求できる費用は?
<衛生> 有機溶剤使うリスクは?


