安全スタッフ 1月1日号 2057号
特集
肩ひじ張らずに健康管理
健康問題は誰もが関心のあるテーマ。ただ、健康にこだわるあまり、過度に摂生したり、健康診断の有所見で必要以上に悩んだりと精神衛生上、マイナス要素を抱えることも少なくない。新春特集では、「不健康を味わってみたくなるのが健康のしるし」を持論とする日本予防医学協会の高田和美会長に、予防医学を前提とした肩ひじを張らない健康管理へのアドバイスしてもらった。
ニュース
メタボ対策を新たに追加
厚生労働省は昨年11月30日、「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」を改正したことを公示した。前回の改正は平成9年2月3日に行われている。今回の主な改正点は、新たにメタボリックシンドローム対策を取り入れ、若年期から継続した適切な運動を行い、健全な食生活を維持しストレスをコントロールすることで予防が可能なことをあげ、健康管理とメンタルヘルスケアとの心身両面にわたる健康保持増進活動の実施を求めた。メタボ対策とともに、労働者の健康情報の適正な取扱いについても言及しており、個人情報保護への配慮を欠かさないよう指摘している。
新連載
あなたの職場のここがマンネリ!
第1回 総論―原因はライン管理者に
近年は、事故や災害があってはならないといった意識が大変高まっている。しかし職場では、管理者による日々の安全衛生管理や、職場安全衛生活動が形骸化していたりなど、事故や災害の防止に効果的な安全管理活動が行われていないといった実態が多く見られる。安全衛生管理活動のシステムや、職場における設備面や行動面の安全衛生基準が、書類としてキチンと整備されているものの、日々の実践に機能していないために、大事故を起こした事例も珍しくない。安全管理や職場安全活動が、形骸化していないか? マンネリ化していないか?の視点で、安全管理や職場安全活動の実態を改めてチェックして、事故や災害の防止に寄与させることが求めらる。
執筆:災害予防研究所所長 中村昌弘
■ニュース(その他)
・愛媛・松山労基署 危険情報未交付で初の送検
・6カ月無災害運動を始動! 徳島災防団体協議会
・産廃業者対象に一斉点検を実施 東京・城東地区労基署
・建築物解体で石綿問題の検討始まる 厚労省
■道しるべ
年初の計 基礎・基本を大切に
■熊谷組―作業員基本教育 No.9
5 自社・作業所の安全衛生管理計画書
6 資料
■元現場所長が残したい後輩へのメッセージ 第11回
労災特別加入の大切さ/元・東亜建設工業(株)環境技術室長 林田吉矩
■安衛法・はじめの1歩 第一講
働く人たちの安全と健康をめぐる状況/国際産業労働調査研究センター代表 木村大樹
■年頭所感
・「安全と健康を最優先する」企業風土の確立へ/中央労働災害防止協会会長 御手洗冨士夫
・第6次建設業労災防止5カ年計画策定し新目標を/建設業労働災害防止協会会長 銭高一善
・「改正交通労災防止ガイドライン」に素早く対応/陸上貨物運送事業労働災害防止協会会長 岡部正彦
■ニッポン列島11月の事件簿
■メンタルヘルスカウンセリングルーム 第1回
工期の遅れに責任感/日本産業カウンセラー協会
■社労士が教える労災認定の境界線 第25回
木材をまたぎ股間を強打し精巣破裂
/自主研究「安全衛生」グループ 社会保険労務士 河内よしい
■相談にみる化学物質被害の実態 第1回
イントロダクション
/東京労災病院産業中毒センター センター長 圓藤陽子・医師 小川真規
■忙しく働く人のためのメタボ対策プログラム ステップ15
活動量を知ろう/マベリック トランスナショナル
■安全十字クロス 第1回
■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.49
東加古川幼稚園事件2 自殺者の心因的要素と賠償の減額
/弁護士 外井浩志
■送検事例
発生場所を偽って労災報告
■安全・衛生マンの労働法令ファイル
健康管理手帳所持者に対する健診
■実務相談室
<労災>保険未加入で補償なし!?
<労基>解雇の認定いつ受けるか
<健保>育休なら全て免除か
<厚年>給与いくらで年金停止?
<雇保>水産業は加入できないか
<交通>任意保険が必要な訳は?
<衛生>ヒューム飛散を防ぎたい


