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安全スタッフページ

安全スタッフ 12月15日号 2056号

特集

企業の先進事例に関心集まる

第66回目となる全国産業安全衛生大会が11月7日~9日に神戸市で開催された。14の分科会では企業による先進事例の発表に多くの参加者の目が集まった。リスクアセスメント分科会では管理者教育を始めとした体制の整備の重要性が説かれ、発表後には多くの質問が投げかけられるなど、事例を取り入れて安全管理水準のレベルアップを図ろうとする担当者の姿勢がうかがえた。特に参加者の関心が高かった分科会の様子をピックアップして紹介する。

ニュース

過重労働防止は荷主次第

地方労働局と国土交通省地方運輸局の連名による荷主への過労運転防止や安全運行に協力を求める要請が今年相次いだ。通常の労働災害防止対策では、貨物自動車運送事業に携わるトラック会社に要請を行っているが、適正な運行計画の確立や荷受け・荷卸し時間の短縮は荷主の協力が得られないと進まないと判断し、行政が連携し荷主に協力を求めたもの。トラック会社の取引先として利害関係を持つ荷主に対して、災害防止を呼びかけるのは一歩踏み込んだ形といえる。荷主が協力要請に理解を示し、トラック運転者の休憩時間や運行経路の渋滞などを考慮した配送時刻を設定するようになれば、過労運転・過重労働を防げるが、コスト問題がネックとなり具体的行動には至っていないのが実情だ。

スポット

「基本ルール順守」徹底へ

(社)日本造船工業会などで構成される全国造船安全衛生対策推進本部は、死亡災害が多発していることから、各支部に対して労働災害撲滅に向けた指導の徹底を求めている。同本部では、安全の基本ルールが守られていないために起きる災害がほとんどとし、パトロールを強化するよう促した。安全意識高揚のためののぼりや災害事例集も作成し、事業場へのサポートを積極的に行っている。

■ニュース(その他)

・導入事業場がほぼ倍に 東京労働局 リスクアセス調査
・何としても防ぎたい墜落災害 全国仮設安全大会を大阪で開催
・職場で気軽に安全チェック 鳥取労働局が卸売・小売業における安全点検表

■道しるべ

計画の総括 死亡減は達成したが

■熊谷組―作業員基本教育 No.8

4 安全作業のポイント
 17.不安全行動はしない!
 18.交通事故防止
 19.石綿(アスベスト)等による健康障害防止
 20.健康管理
 21.災害・事故発生時の処置
 22.建設副産物処理について

■統計資料

平成19年における労働災害発生状況 平成19年11月速報値

■元現場所長が残したい後輩へのメッセージ 第10回

作業場全体を見回して/元・東亜建設工業(株)環境技術室長 林田吉矩

■ケーススタディ ストレス対処法 最終回

わが国の職場のメンタルヘルス事情と課題/メンタルヘルス研究会 浅見自生

■建設業の労働災害事例 第100回

除雪および土砂埋め戻し中、土砂崩壊で生き埋めとなる

■社労士が教える労災認定の境界線 第24回

上司から叱責、うつ病発症後に焼身自殺
/BWS労務研究会 社会保険労務士 加納明夫

■忙しく働く人のためのメタボ対策プログラム ステップ14

代謝を上げて脂肪燃焼へ/マベリック トランスナショナル

■安全スケルトン 最終回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.48

東加古川幼稚園事件1 過労自殺における医学的立証/弁護士 外井浩志

■2007年掲載内容一覧