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安全スタッフ 2月1日号 2059号

特集

低入札工事の災害へ歯止め

国土交通省関東地方整備局管内では、工事事故の発生件数が増加傾向にある。とくに低入札工事は、平成18年度が12件と前年度を9件も上回る状況にあり、配置すべき人員の確保が不十分、安易な施工方法による工事事故が目立っていることから、災害防止の重点とすることとした。具体的には事故を起こした企業には、「指名停止等措置」など厳正に行う。一方、工事成績の優秀な企業には「ゴールドカード」を授与、「中間技術検査の減免」「総合評価落札方式での活用」などメリットが与えられる。

ニュース

ボンジョイントの使用ダメ

厚生労働省は、建設現場で使用される単管足場用の継手金具のボンジョイントから単管が外れ落下して死亡事故が起きているため、同部材を使用しないよう注意を呼びかけている。ボンジョイントの構造としては、本体カラーに取り付けられているねじを回すことで、ほぞ部が広がり、単管の内側に圧着して抜け止め機能が働くもの。圧着だけでその他の抜け止め機能がないため極めて引張強度が低く、「鋼管足場用の部材及び附属金具の規格」(労働省告示第103号)を具備していないことからボンジョイントを単管の継手と使用することは、労働安全衛生法違反になると厚労省では強調している。

トピックス

職長の意欲向上に効果

新人指導、安全・品質・環境管理、現場と会社の連絡調整など、職長の果たす役割は非常に幅広く、重要で要の職である。一方、現場の人員不足は深刻化しており、こうした状況のなか職長のモチベーションアップを図ろうと東急建設㈱(本社:東京都渋谷区、従業員2438人)が立ち上げたのが「マイスター制度」。一定の条件をクリアした職長をマイスターとして認定し、同社の現場に配属してリーダーシップを発揮してもらい、安全・環境・品質に配慮した工事を目指している。報奨金などのメリットがあるものの、マイスターとしての名誉や責任感が何よりも意欲向上につながっているという。

■ニュース(その他)

・リスクアセスを努力事項に 建災防 労災防止規程が大幅改正
・トラック業者の約8割で違反が 東京・江戸川労基署
・大阪人気質が災害に影響!? 建災防大阪が調査
・エコ合板足場板 安全基準を認定 厚労省

■道しるべ

失神運転 猛省しての改善を

■日本造船工業会「安全ノウハウ集」

災害防止設備 (1)墜落・転落
 5.昇降設備[タラップ低所]
 6.荷揚げロープ・親綱

■あなたの職場のここがマンネリ! 第3回

大名行列的な安全衛生巡視/災害予防研究所 所長 中村昌弘

■安衛法・はじめの1歩 第三講

適用の範囲とその意義/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■元現場所長が残したい後輩へのメッセージ 第13回

万一のために工事保険/元・東亜建設工業(株) 環境技術室長 林田吉矩

■ニッポン列島12月の事件簿

■メンタルヘルスカウンセリングルーム 第3回

転属先で同世代からいじめ/日本産業カウンセラー協会

■建設業の労働災害事例 第101回

船上作業中、クラムバケットとアンカーに挟まれる

■社労士が教える労災認定の境界線 第27回

更衣室で着替え階段の途中で転落
/自主研究「安全衛生」グループ 社会保険労務士 佐藤登

■相談にみる化学物質被害の実態 第2回

鉛による産業中毒
/東京労災病院産業中毒センター センター長 圓藤陽子・医師 小川真規

■忙しく働く人のためのメタボ対策プログラム ステップ17

自然体でダイエット/マベリック トランスナショナル

■安全十字クロス 第3回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.51

佐川急便事件 腰痛に対する安全配慮義務/弁護士 外井浩志

■送検事例

無届けで石綿除去作業行う

■安全・衛生マンの労働法令ファイル

健康保持増進指針の一部改正

■実務相談室

<労災> 年金受給中も解雇自由?
<労基> 育児時間も計算に含むか
<健保> 再就職すれば手当復活?
<厚年> 業務災害時は年金停止?
<雇対> 年齢指定の求人は可能か
<交通> 第三者の損害額いくら?
<安全> 安全に機械設備使いたい