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安全スタッフ 11月15日号  2126号

特集

古武術から学ぶ 腰痛・肩こり防止

「腰痛とは無縁で重い荷物をラクに運べないか」「肩こりにならないパソコン操作はあるの?」――こんな課題を解決できたらという読者にうれしいお知らせ。古武術の持つ体の動きを「古武術介護」として介護現場へ応用させている岡田慎一郎さんにそのノウハウを実際に体を使って解説してもらった。欧米型の筋力を使ったスタイルから本来持っている日本人の動きを復活させることで腰痛予防につながるから驚きだ。 

ニュース

精神障害の労災認定を迅速化

厚生労働省は、現在平均で8.7カ月程度を要している精神障害による労災認定の処理期間を短縮するため、認定基準の見直しを含めた検討に入った。職場で受けたストレスの事実関係など省略できない調査がある一方で、精神科医による協議などは短縮可能などとした。指針のなかで判断基準として示している仕事内容の変化や長時間労働などの「具体的な出来事」をより明確にするほか、負荷強度の程度についても議論を行っていく考えだ。昨年度は過去最多となる1136件の労災請求があり、今後も件数増加が予想されることから手続きの迅速化、効率化が急務としている。

造船現場サイゼンセン

高所作業での「恐怖」知る

造船現場は高所での作業、大型機械の操作、危険物・化学物質の取扱い、溶接など高温作業といった危険作業が多く、常に重大災害防止に配慮が必要な業種だ。三菱重工業(株)長崎造船所(長崎市)は、こうした状況から未然に労働災害を防止するため「安全体感施設」を設置し、訓練をとおして社員、協力会社社員の危険感受性を高めていくこととした。とくに墜落・転落災害防止を図ろうと「安全帯着環演練」「足場歩行体感」「未固縛梯子体感」など高所作業での「怖さ」を知ることのできる装置を充実させている。

■ニュース

・情報交流図り災害の絶滅へ 建災防・全国大会
・幹部職員らが建設現場パト 大阪労働局
・リスクアセスの専門人材を 化学物質管理で議論 厚労省安衛分科会
・機械での災害増加で 「ルール徹底」求める 埼玉労働局
・安全管理の向上へ 専門業者が交流会 中央と三田労基署
・無資格労働者に玉掛けさせ送検 千葉・柏労基署

■道しるべ

「動作技法」 被災回避に応用したい 

■トップ&キーマンいんたびゅう

MH(メンタルヘルス)対策向上へ専任管理士の活用を
/一般社団法人 メンタルヘルス管理士協会
代表理事 奥山 惠一

■事故災害に科せれる刑事罰 第22回

施工者の安全配慮義務
/高下謹壱法律事務所 弁護士 二宮 暁子

■社労士が教える労災認定の境界線 第93回

心筋梗塞で退院後、復職したが長時間労働で再発し死亡
/中小企業福祉事業団幹事 小田和男社労士事務所 所長 小田 和男

■特別寄稿

事業場の悩み解決します 安全衛生コンサルタント奮闘記3
/(社)日本労働安全衛生コンサルタント会 理事
東京支部 専務理事・事務局長 労働衛生コンサルタント 山室 栄三

■スポット

リスクアセスメントで誤解が… 建設業に実態合う指針を
第47回建災防大会コスモス部会
/建設業労働災害防止協会

■ドキュメント!メタボ指導―腹山課長の半年間― 第12回

ついに60kg台に突入!しかし…
/(株)マベリックトランスナショナル 管理栄養士 小澤 絵美

■深く知れば知るほど…型別災害 第21回

その他 あきらめずに対応を
/古澤社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 所長 古澤 和哉

■ヤッテマスカ通信 No.22

腰痛の防止対策をヤッテマスカ?

■安衛法・はじめの1歩 第69講

個別検定と型式検定2
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■アンゼン・わーど 第22回

/出題:正木ノリオ

■走れ!安全くん 第22話

人の命はお金に変えられないが/画・松沢秀和

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.117

ニコン熊谷工場事件(下) 東京高裁平成21年7月28日判決
うつ病自殺と使用者の主張立証責任/弁護士 外井浩志

■工事発注者の安全日誌

緊急工事安全協議会で情報共有
/近畿地方整備局 姫路河川国道事務所 事業対策官 脇本 吉庸

■実務相談室

<労安> 帯のこの安全指針教えて ガイドラインあると聞く
<労基> 予告手当は何日分必要か 労働日少ない者を解雇に
<健保> 転勤後の高額療養費は? 「多数該当」どうなるか
<厚年> 40歳からは中高齢加算か 遺族厚生年金受ける女性
<派遣> 26業務で期間制限なし? 建設会社のCAD要員
<交通> 提示の過失割合信じる!? 相手方保険会社が物損で判断
<安全> 二人作業中の事故対応は 何を最優先に行うべきか

■イチからカクニン安衛法

建設業等の快適職場基準 業種別の特殊性に配慮