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安全スタッフ 11月15日号 2078号

特集

ヒューマンエラー防止で新アイデア公開・下

「ぬの第一・第二法則」というユニークな手法を編み出した建災防神奈川支部相模原分会のアイデアは尽きない。前号に続き、大野則夫さんに紹介してもらうが、冒頭から「ハインリッヒ相模の法則」の〝伝家の宝刀〟が飛び出す。前号で示したヒューマンエラーの12分類をここでも反映させて、細分化したもの。独自の手法をムダにすることなく、過去に県内で発生した125件の災害事例を12分類で対応策を示しつつ、分類・分析して点数化することによって、例えば「墜落・転落」では「慣れ」が事故の誘発要因のワーストワンと導き出した。結論として、ヒューマンエラー防止の究極は「怖がる事」と強調する。

ニュース

手すり高さ85cm以上に

厚生労働省の「足場からの墜落防止措置に関する調査研究会」は、昨年から10回にわたって行ってきた検討結果を踏まえ、災害を防止するための今後の対策案をまとめた。現在高さ75cm以上の手すり設置が法令で義務付けられている単管足場について、高さ85cm以上の手すりと高さ35~50cmのさんの取付けを、枠組み足場には交差筋交いに高さ15~40cmのさんを設置するよう労働安全衛生規則を改正していく考えだ。職長による作業開始前点検の実施や「物の落下防止措置」としての防網設置など、墜落防止措置の充実を求めた。規則改正に合わせて「手すり先行工法ガイドライン」を改正し、定着を図っていくとしている。

トピックス

トップ主体で危険ゼロへ

全国建設業労働災害防止大会が10月9、10日に福岡市で開催された。大会では、「トップの決意が職場を変える。みんなで取り組む危険ゼロ」とスローガンを掲げており、「本大会で得た知識や情報を活かしつつ経営者、企業トップ各員が労働災害の防止に努めてほしい」と錢高一善会長が檄を飛ばした。大会2日目には、今年から建災防による認定事業がスタートしたコスモス部会を始め、専門工事や土木工事部会などで取組み発表が行われた。

■ニュース(その他)

・原点に立ち返り活動推進 中災防 札幌で全国大会開く
・メンヘル対策の実施率増加 厚労省 平成19年労働者健康状況調査結果
・中小と精神科医を結ぶ仕組みが必要 労働者健康福祉機構が研究発表
・いじめ解決へADRを取得 日本産業カウンセラー協会

■道しるべ

活動成果情報 試さない手はない

■労働基準監督官の目

危険を回避できる人
/北海道・小樽労働基準監督署倶知安支署 支署長 木村敏宏

■統計資料

平成20年における労働災害発生状況 平成20年10月速報値

■安全・衛生ウーマン 喜怒哀楽

じわり安堵感がわく時/JFEスチール(株)東日本製鉄所 労働人事部
臨床心理士・キャリアカウンセラー 小林由佳

■あなたの職場のここがマンネリ! 第22回

コミュニケーション不足は災害招く/災害予防研究所 所長 中村昌弘

■メンタルヘルスカウンセリングルーム 第22回

睡眠障害/日本産業カウンセラー協会

■社労士が教える労災認定の境界線 第45回

従業員が休憩で夕食に行く途中、負傷
/滝口社会保険労務士事務所 所長 滝口修一

■こちらメタボ解決カンパニー その12

特定健診を受ける前に/マベリック トランスナショナル

■実践!建設現場の安全衛生管理 第10回

現場責任者の使命と職責2/安全衛生教育 講師 田村日出男

■安全十字クロス 第22回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.69

病院保安員殺害事件 患者の暴行に対する注意義務/弁護士 外井浩志

■送検事例

めっき槽に転落防止措置講じず

■イチからカクニン 安衛法

計画の届出(機械設置等) 30日前までに労基署へ提出

■実務相談室

<労安> 容器や包装の表示内容は
<労基> 休日の出発を強制可能か
<健保> 高齢者が多いと負担増?
<厚年> 65歳達し老齢基礎優先か
<パート> 賞与計算式も明示必要か
<交通> 後遺障害の認定求めたい
<安全> 酸素欠乏で対策を教えて