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安全スタッフ 10月15日号  2100号

特集

必ず実行できる安全年間計画を

会社が物事を進めるうえで、必ず行うのが計画の立案だ。行き当たりばったりでは経営そのものが成り立たない。安全衛生管理計画にも同じことがいえ、しっかりした年間計画のもとで従業員の安全が確保されると言っても、言い過ぎではないだろう。ただ、この「しっかりした」の持つ意味は、当然ながら机の上だけで考えた着飾った対策ではない。実際に作業を行う現場の声が計画に反映されていなければ、ムダになるどころか作業者の無関心も手伝って、災害が発生するということにもなりかねない。本誌では、作業者本人が納得して実行に移せる年間安全衛生管理計画の姿を追った。

ニュース

アースドリル つり作業「差し支えない」

厚生労働省は、今年4月に発生したアースドリルの転倒事故を受けて、「表層ケーシングの引き抜きについて十分な能力を有する移動式クレーンを使用すること」と業界へ対応を求めていた件で(5月15日号で既報)、(社)日本基礎建設協会からの「現場へのクレーン導入が難しい場合もあるので、条件を付けたうえでアースドリルの補助つり機能で作業を行いたい」との照会に対して「差し支えない」と回答した。「労働者と接触する危険性が増す」「経済的にすぐには難しい」などの意見を考慮したもので、協会側では今後メーカーと協議のうえで現在のアースドリルに移動式クレーンとしての付加機能を付けるなどの環境整備を行うとしている。

トピックス

建災防 創立45周年で記念大会

創立45周年記念となる全国建設業労働災害防止大会が、9月10、11日に東京で開催された。住宅部会では、足場の維持管理をテーマにシンポジウムが行われ、白熱した意見交換が行われた。三井ホームの浜野実さんは低層住宅建築工事では、どうしても若干の作業変更が行われる問題をあげ、対応策として作業員一人ひとりが作業主任者の資格を持つことが大切であると指摘。また、住友林業の清水美義マネージャーが作業変更時の点検方法について事例を紹介した。コスモス部会では、コスモスの認定を受けた店社にメリットを聞いている。

■ニュース

・半数がリスクアセスを実施 兵庫労働局 50人以上の製造業に自主点検 見積もり段階での足踏み目立つ
・業種越えて情報共有化を 労働科学研究所 エキスパートの会開催
・快適職場の形成へ大会で事例を発表 神奈川労務安全衛生協会
・自殺予防デーに電話相談を実施 日本産業カウンセラー協会
・メンヘルのサイト「こころの耳」開設 厚労省

■道しるべ

壮年期の健康 日常チェックをぜひ

■統計資料

平成21年における労働災害発生状況 平成21年9月速報値

■安全・衛生マン 喜怒哀楽

声を掛ける「心掛け」/(株)九建 安全部GM 中山 稔美

■スポット

メンヘル総研セミナー うつ病の予防・治療に問題提起

■安衛法・はじめの1歩 第43講

労働者の健康障害を防止するための措置5
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■企業経営とメンタルヘルス 第20回

セルフケア教育/本田技研工業(株) 本社人事部
安全衛生管理センター 臨床心理士 博士(医学) 小林由佳

■社労士が教える労災認定の境界線 第67回

労働者が接待先のホテルで酔ってプールに落下し脊椎損傷に
/中小企業福祉事業団幹事 菊池社会保険労務士事務所 所長 菊池 秀淑

■安全衛生基礎固め 第20回

内部監査の実施2
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室栄三

■マベリック式健康管理のススメ No.10

行動変容
/(株)マベリックトランスナショナル 研究開発担当マネージャー 原田純子

■実践!建設現場の安全衛生管理 第30回

労働災害の予防対策/安全衛生教育 講師 田村日出男

■安全十字クロス 第44回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.91

名海運輸作業事件 障害拡大、長期治療に対する損害賠償
/弁護士 外井浩志

■送検事例

処理槽に柵を設けず

■実務相談室

<労安> 建設業の発注者へ勧告? 作業開始前や施工段階
<労基> 休暇を取るまで5割増? 「賃金全額払い」を順守
<健保> 被扶養者異動届は必要か 死亡した内縁の妻の子
<厚年> 支給引き上げ予定教えて 報酬比例も「2年刻み」か
<パート> 正社員と労働時間比較か パートのみの店舗あるが
<交通> 会社に修理費用は出る? 保険会社 事故報告ウソと免責主張
<安全> 不況時の安全対策教えて 経費削減で不安全状態に?

■イチからカクニン安衛法

規格・安全装置の検証 不備な機械は回収等命令