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安全スタッフ 10月15日号 2076号

特集

派遣の現場で今、何が・・・

物の製造への派遣が解禁となって、派遣労働者が製造現場へ進出するようになった。安全衛生担当者なら、派遣労働に伴う労働災害発生を予感していていたはずだ。厚生労働省が調査した「派遣労働者の労働災害の発生状況」によれば、平成19年には休業4日以上の死傷者数が5885人となり、前年比2199人増となった。およそ60%増という驚異的な伸び率となり、嫌な予感が的中してしまったが、傍観しているだけでは済まされない。今号では現場で発生した労働災害を検証し、対策を考えてみたい。

ニュース

ニッケル・砒素を2類規制に

労働政策審議会安全衛生分科会は9月22日、第35回目の会合の場で労働安全衛生法施行令などの一部改正について諮問し、厚生労働省の改正案を妥当と認めた。来年4月1日に施行される化学物質関係の改正政省令では、ニッケル化合物と砒素を管理2類に追加し、1%以上の重量を含有する製品を取り扱う際に、局所排気装置設置などの発散抑制措置が事業者の義務となる。また、石綿について、全面禁止の適用除外になっていた製品の一部を禁止とする改正令を今年12月1日から施行するほか、特殊健康診断と健康管理手帳交付の対象に周辺業務者が加わる。政令と関連規則の改正を順次行っていく。

ズームアップ

死亡災害防止を再要請

造船業での災害が今年に入って多発していることから、広島労働局(落合淳一局長)が警戒感を強めている。5月に集中監督、6月には経営トップを集めた協議会を開催。依然として災害発生に歯止めがかからないことから、9月には県内の造船業の元請事業場と全国造船安全衛生対策推進本部の中国四国総支部、同広島支部に死亡・重大災害の防止を再要請。下請けを含めた現場の安全管理徹底や墜落転落災害の防止対策などを求めている。

■ニュース(その他)

・鉄塔事故の再発防止求める 厚労省 電気工事業者へ通達
・建設追い込み期 CO災害に注意 北海道労働局
・温泉掘削作業で防爆対策周知を 厚労省
・「生き方」悩む中高年増える 日本産業カウンセラー協会

■道しるべ

組織的ミス 職場風土の再検を

■統計資料

平成20年における労働災害発生状況 平成20年9月速報値

■トピックス

意識啓発へ毎月強化月間 リーフレット作り安全呼びかけ 渋谷労基署

■あなたの職場のここがマンネリ! 第20回

非常に怖い誤った重機械の使い方/災害予防研究所 所長 中村昌弘

■安衛法・はじめの1歩 第二十講

店社安全衛生管理者/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■メンタルヘルスカウンセリングルーム 第20回

適応障害/日本産業カウンセラー協会

■建設業の労働災害事例 第115回

タイヤローラーを移動中、路肩より転落する

■社労士が教える労災認定の境界線 第43回

子供を助けようとした販売課長が滑って負傷
/滝口社会保険労務士事務所 所長 滝口修一

■こちらメタボ解決カンパニー その10

高血糖とは/マベリック トランスナショナル

■実践!建設現場の安全衛生管理 第8回

本社部門と現場/安全衛生教育 講師 田村日出男

■安全十字クロス 第20回

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.67

JR東日本東京総合病院事件 虚弱体質労働者への安全配慮
/弁護士 外井浩志

■送検事例

無資格者がクレーンの玉掛け

■イチからカクニン 安衛法

OSHMSの具体的運用 手順に沿って安全水準アップ

■実務相談室

<労安> 〝文書交付制度〟知りたい
<労基> 割増賃金の単価上げるか
<健保> 日雇がケガし給付出る?
<厚年> 中高齢寡婦加算は付くか
<最賃> 減額率の計算方法教えて
<交通> 前方不注意で賠償ゼロ!?
<衛生> 腰痛ゼロへ予防策教えて